こんにちは、さかのです。

ブログの始めのうちは、このブログのテーマであり僕の哲学でもある「シンにシンプルな人生」について何回かに分けて書いていきたいと思います。

初回は「シンプル」の定義について。


「シンプル」とは、どういう意味でしょう。

ネットで調べてみると、「単純」「簡素」「飾り気がない」といった意味が出てきます。

これらの基本の意味に加えて、僕の考えにおける「シンプル」とは、

  • 選択肢が少ないこと
  • 頭がクリアであること
  • 矢印が自分に向いていること

だと思っています。1つずつ説明していきますね。


・選択肢が少ないこと

Apple創業者のスティーブ・ジョブズが、毎日黒いシャツにジーンズばかり着ていたのは有名な話ですよね。彼の場合は「服を選ぶ時間や思考を仕事に回したい」という考えだったようですが、それが可能なのは着る服の選択肢を普通の人々は10も20もある中で、1に減らしているから。
自分にとって重要でない選択をなくし、情熱を注ぎたいことに集中する。極端な例かもしれませんが、だからこそ分かりやすいですね。


・頭がクリアであること

上の「選択肢を減らす」ことの効果とも言えそうですが、シンプルでいる状態=頭がクリアな状態だと思います。無駄や余白、迷いや悩みがなく、自分の選択や行動に確信が持てている状態です。

例えば「自分が最も幸福を感じる休日の過ごし方」が分かっていれば、休みに何をしようか悩んだり、いつの間にか終わってた…ということもなさそうです。はじめから充実するのが分かっていて、実際その通りになって一日を終える。とてもストレスフリーですよね。


・矢印が自分に向いていること

こちらは「シンプルに生きている人はみんな出来ているよね」という、十分条件のようなイメージでしょうか。
自分に矢印が向いていない、つまり人の目を気にしたり他人へのアピールにとらわれている人は、必ずシンプルの枠を超えた余計なことをします。見栄を張るためにたいして欲しいとも思っていないブランド品を買う、承認欲求を満たすために現実ではなくSNSの世界の住人になる、などです。

そうした生き方でも幸せを感じられるのならば、それもいいでしょう。(僕には無理です。ある意味羨ましい)しかし心の中で何か違和感や虚無感を覚えながらも見て見ぬふりをしてしまうと、後々痛い目を見ます。
「なんか疲れたけど、何のために生きてきたんだっけ」「自分の人生なのに、全然自分のために使ってこなかった」という後悔です。

反対に矢印が自分に向いている人は、自分が幸せになるため・目的を達成するために必要なことを一つ一つ積み重ねていきます。
これは簡単なことではありません。「自分が幸せになるために必要なこと」を分かっていて、さらにその前の「どういう状態になれば自分は幸せか」が分かっていなければいけないのですから。
周囲に左右されずに自分の価値観をはっきりと自覚することが、シンプルに生きるには必要不可欠なのです。


今回は僕が思う「シンプル」の定義について書いてみました。

これら3つの定義は、それぞれ影響し合っているように思います。

「シンプル」になるのに必要なのは、大まかには『自分軸を手に入れ、それに従って生きる』ことにありそうです。そのあたりは今後の記事で詳しく書いていこうと思います。


では次回②に続きます。次は「シンプルに生きる」うえでの仕事と趣味について書いていこうと思います。

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